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マンガボックスで連載された純愛漫画「人間でした」が思った以上に純粋で泣けるお話でした

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概要

モバゲーが有名なIT企業DeNA
横浜DeNAベイスターズというプロ野球の球団も保有する企業が手掛ける漫画アプリ「マンガボックス」
 
そのマンガボックスで連載されていた作品「人間でした」がとてもよいお話だったので紹介します
 

人間でした

 

ストーリー

魂を移植できる世界
 
魂を移植するための設備「溶魂炉」が設置された実験都市に生まれ育った女子高生の佐倉万波
 
園芸部の万波は日課である校庭にある植物の世話をしていた
ある時、サッカー部の一砂が万波の近くまでボールを追って飛び込んでくる
ぶつかりこそしなかったが、素早くよけられなかった万波に対しどんくさいという一砂
 
一砂に対し嫌な気持ちになる万波だったが、次の日学校でサッカーの試合中に一砂が突然倒れてしまう
 
魂停止状態になった一砂の魂を必死に確保した万波は病院に向かった
診断の結果、身体から離れた魂を元に戻せば助かるが、身体の負担を考えて1週間の時間が必要だという
 
1週間、一砂の魂は適合したハムスターに移植され、ハムスターの身体で過ごすことになる
親の仕事の関係で家に置いておけないという一砂の魂が移植されたハムスターを、1週間預かることになった万波
 
一緒に過ごす中、夢を語ったり、お互いの優しさに触れ惹かれ合う二人
 
一砂の魂が人間に戻る日が近づいてきたある時
こんな日常が当然のように続くと思っていた万波に、一砂が告げた悲しい告白
 
悲しくて切ない、二人の恋の物語
 

感想

とても純粋なラブストーリーでした
 
シンプルでわかりやすい設定をフルに活かした良い作品です
 
ありきたりな話と言う人もいるかもしれないけれど、純粋でストレートに心を揺さぶられるような、素敵なお話でした
 
完全なハッピーエンドではないけれど、終わり方としては無難で、そこがよいと思える作品ですね
 
1巻完結でうまくまとめられています
大まかな設定を決めて、終わり方を決めて、そこから逆算して作られている感じ
 
あんまり書くとネタバレになるので…
一応ネタバレには気を付けてます
まあ1巻完結なのにストーリー書いてる時点で結構ネタバレしてるんですけど
もしこの作品が気になったら読んでみてくださいね
 
ちなみに、この記事を書いた2016/11/15時点では、Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」の対象になっています
 
Kindle Unlimitedをご契約の方ならすぐ読めますのでぜひご一読下さいませ
おすすめですよ
 

情報

全1巻完結済
2013年から2014年にマンガボックス(DeNA)にて連載された少女漫画
2016年9月から2ndシーズンが連載
恋愛、高校生、純粋、切ない、王道