千葉から自転車で秋葉原に通い続けたオタク少年のロードレース漫画「弱虫ペダル」
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概要
暑さを吹き飛ばす熱さで人気を博している
ロードレース漫画「弱虫ペダル」
舞台化、ドラマ化など
ここまで人気になるなんてすごいですよね
ストーリー
アニメ大好きなオタク少年の小野田坂道
大好きなガシャポンを少しでも多くやるため
往復90km以上ある秋葉原まで毎週欠かさず自転車で通っていた
学校までの道のりに斜度20%以上の急な坂があり
そこをママチャリで上って通学していた小野田
偶然自転車部に入部予定で同じ一年の今泉が
小野田のぺダリングを見て
その驚異的なケイデンス(ペダルを回す速さ、回転数を指す)を発見する
中学時代に圧倒的なタイム差をつけられて敗北した経験を持つ今泉は
些細な不安要素さえも断ち、全てに勝利すると誓っていたため
負けたら一緒にアニメ研究部に入部することを条件に
ハンデ付きで小野田に勝負を持ち掛ける
その勝負を経て自転車の楽しさに気付き始めた小野田
その後秋葉原で、のちのチームメイトになる鳴子との出会いもあり
自転車競技部への入部を決意する
部内のレースで山登りのスペシャリストであるクライマーとしての
才能に目覚めた小野田は全国屈指の実力を持つ3年生クライマー巻島との
良き出会いもあり驚異的な速度で成長しインターハイを目指す
感想
かなり熱い漫画です
お互いを認め合った3年生クライマー同士の
山だけは譲れないという気持ちのぶつかり合いなど
随所にある白熱した勝負で胸を熱くすること間違いなしです
この漫画はロードレースの魅力、自転車の魅力が
読者に伝わるようとてもよく工夫されています
ロードレースに置いて無視できないほど重要な要素である風の影響や
山岳賞、トレイン、アシストの存在、落車、機材トラブルなど
作者が実際にロードバイクに乗る方というだけあって
ロードレースの勝負の分かれ目になるような要素の一つ一つに
しっかり焦点を当てつつ、チームワークと気持ちの強さで
勝負に挑んでいく姿が描かれています
主要登場人物は皆個性に溢れていて影の薄いキャラなんていません
個々の強さを出しつつチームワーク・団結力、気持ちの強さを全面に出して
勝負するキャラたちに愛着がわきます
絵は整っている綺麗な絵ではないので苦手な人もいるかもしれません
しかし、それが逆にレースの勝負時の半端じゃないほどの運動量をこなした
限界ギリギリな雰囲気が出ていてとても良いです
スポーツ好きな方、胸を熱くするほどの白熱した勝負が好きな方
ロードバイクってよくわかんないけどちょっと興味あるという方
おすすめです
ちなみに舞台版はこんな感じです
情報
2016年7月時点で45巻まで発売中
週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載している少年漫画
アニメ化、ゲーム化、舞台化、ドラマ化など多数
高校生、自転車、ロードレース、個性的なキャラたち、主人公はオタクでクライマー
