ミラーリングの天才が本気でハンドボールを始めたら「送球ボーイズ」漫画感想
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概要
裏サンデーのハンドボール漫画「送球ボーイズ」
珍しいハンドボールを題材にした漫画です
サンデーの漫画アプリマンガワンで読めます
ストーリー
ハンドボールが盛んな富山県氷見市
4年前、28年間県内無敗の高校を破り火鼠高校がインターハイに出場した
その時の試合を見て集まったハンドボールに青春を捧げる少年たち
県内最強の座を取り戻すため日々厳しい練習に取り組んでいるところに一人の少年が現れる
ハンドボール素人ながらダンスで培ったミラーリング(見ただけで相手の動きを真似する能力)を得意とする少年、志熊栄都
生真面目で練習熱心な佐倉凪にハンドボールのルールや動きを教わりながら急成長する栄都は王座復権の切り札となるか
感想
マンガワンではそれほど順位が高くないんですよねぇ
でも面白いです
まだまだチームメイト一人一人に深く焦点を当てられていないし大会や練習試合などの他校との試合もないので始まったばかりといったところですが、すでに栄都の過去には触れられていて、これから栄都の家族との話がハンドボールを通じてどう展開されていくか
これからどんどん面白くなりそうです
ハンドボール漫画で思いつくものってありますか?
中々出てこないですよね
ハンドボールは日本では人気ありません
一時期は中東の笛と言われた明らかに中東チームに有利な判定ばかりされていることで話題になりました
その頃に日本代表の宮崎大輔選手がイケメンハンドボール選手として特集され、テレビにもよく出演していました
そうしてやっとハンドボールブームが起こったものの、日本は国際試合で勝てず
ハンドボール人気は時間とともに去っていきました
ハンドボールの人気を不動のものにしたい
宮崎選手はそう決意し手術を繰り返し選手生命の危機を何度も乗り越えて日本代表として君臨していました
それでも勝てなかった日本
宮崎選手は今のラグビー人気を見てこう語っています
「ハンドボールは注目された時に勝てなかった。ラグビーは今注目されてる時に勝ってほしい」と
もう一度ハンドボールブームを起こしたい
ハンドボール人気を不動のものにしたい
国際試合の後、出迎えのファンが一人もいない空港に到着した宮崎選手は寂しそうに言っていました
漫画やアニメから入るのもありだと思います
スポーツではないもののヒカルの碁を読んでプロを目指し、囲碁のプロになった人がいます
送球ボーイズ
一度人気から遠ざかったハンドボールに、もう一度火を灯せたらいいですね
情報
2016年11月時点で2巻発売中(未完)
裏サンデーにて2015年から連載
スポーツ、ハンドボール、情熱、青春、ミラーリング