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ダンジョン探索ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」アニメ感想

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概要

ダンジョン探索するファンタジー小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
アニメ全話を一気に見ました

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)

 

ストーリー

ファンタジーな世界で、ダンジョンに潜って糧を得ている新米冒険者の少年ベル・クラネル
深い階層にしかいないはずのミノタウルスが突然現れ死にかけたところを、剣姫と呼ばれる最強の少女アイズに助けられる
 
一発で恋に落ちたベルは、最強の冒険者であるアイズに少しでも近づきたいという一心でダンジョンに潜る
お人好しのくせに自分の信念は絶対曲げないベルに、一癖も二癖もある仲間ができ、いつしかベルを中心に物語が動き出していく
 

感想

この作品の面白さは弱かった主人公が成り上がっていくところです
強さがレベルと能力値で数値化されている世界で、ダンジョンで生死をさまようほどの戦いを経て強くなっていく様を追っていくところが爽快感があって良いのです
 
でもアニメでは数値化された能力がほとんど出てこないですね
そのせいでオールSとか言われてもよくわからないですよねぇ
小説と違って数値をアニメーションと会話で表すのって大変だと思うんですけど、この作品だとそこが重要なんです
 
ファンタジーですし、ダンジョンですし、主人公の友情、努力、勝利が見れますし(少年ジャンプではありませんが)面白いとは思いますが、ちょっとアニメは物足りない感があります
 
実はこの作品「魔法科高校の劣等生」と同じ小説家になろうに投稿されていた小説です
ずいぶん前ですけどね
小説家になろうからGA文庫大賞を受賞し書籍化しました
現在は小説家になろうサイトから削除されています
 
魔法化高校の劣等生で注目されたこともあって、当時は小説家になろうの作品を読みあさっていました
この作品も投稿された時から注目していた作品です
 
ただ、小説家になろうサイトで投稿されていた内容とはそれなりに異なっている部分があって、書籍化にあたり結構書き直したようです
書籍も読み、アニメも全話見ましたが、個人的には小説家になろうに投稿されていた内容が一番面白かったですね
インターネットアーカイブとかに残ってないですかね…
 
アニメでも書籍化された小説でも、主人公ベルはアイズに鍛えられていますが、小説家になろうではベルはリューに鍛えられます
そこでボコボコにされながら修行して能力値(主に耐久)が飛躍的に伸びるんですけど、その部分が全てなくなっているんですね
他にも細かいところが結構変わっていて、最初書籍を読んだ時は違和感しかありませんでした
 
とはいえ、素人でも誰でも投稿できる小説サイトからアニメ化まで成り上がった人気作です
見て損はないですよ
個人的には、アニメだけで判断せずに小説の方も読んでほしい作品ですね