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大人に成りきれない大人たちがバンドを通じて前に進もうともがく「ソラニン」

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概要

全2巻完結という非常に短い漫画でありながら実写映画化もされた作品「ソラニン」
やりたいことがあるのに本気になれない若者たちを描いた良作です
 
毎日何かに妥協しながら仕事をすることに疑問を感じながら過ごしていた主人公の芽衣子
アルバイトをしながらバンドをしているが、イマイチ本気になれない恋人の種田
大学を中々卒業せずバンドしながらだらだら過ごしている加藤
これといった情熱があるわけでもなく無難に実家の薬局で働いている山田
 
なんとなく毎日を過ごしていく日々が居心地良くて、失敗が怖くて、本気でバンドをして成功するほど才能があるとも思えなくて、でも今のままでは将来が不安で、そんな悩みを抱える種田に本気でバンドをやってほしいと伝える芽衣子
悩みながらも本気でバンドをすることを決意する種田に、種田とともに本気になる加藤と山田
社会に馴染めない若者たちがバンドを通じて前に進んでいこうとするお話
 

感想

漫画にしては短い部類にも関わらず2010年に実写映画化されるほど人気となった作品です
映画では主人公の芽衣子を宮崎あおいが演じました
やりたいことが見つからない、やりたいことはあるけど踏み出す勇気がないといった最近の若い世代にありがちな心理を上手く描いているところが共感を呼んだのではないでしょうか
ファンタジーより現代ドラマの方が好きという人、20代くらいの人におすすめです
 

情報

全2巻(完結済)
週間ヤングサンデー(小学館)にて2005年から2006年に連載された青年漫画
実写映画化されている
仲間、生き方について考える、感動、現代ドラマ、本気になれない若者たち、バンド